経済的自由になりたい。
いつからか、よく聞くようになった言葉だ。
このページを開いたあなたも、同じように思っているのかもしれない。
日本が、高度成長期等の好景気を経て豊かになり、モノはあふれ、インターネットの発達で仕事は効率化され、エンターテインメントが増えて楽しみも増え、仕事に限らずやりたいことに没頭したいと考える人々も現れた。
しかし生きていくためにはお金は必要だ。
食うための仕事を「ライスワーク」と呼ぶ人もいるが、給与を得るために嫌々でも働かなければならない。
一方で企業は従業員そっちのけで株主の方を向いている、効率性を求め、コストを下げ、ますます従業員への配分は減り、心の充実度は落ちていく。
(資本主義社会において、資本を持たない人とは、そういうものだ)
しかしそんな中、持たざる者からスタートして経済的自由を実現する人がぽつぽつと現れ、インターネットに乗せて発信を始める。
そして、
そういう生き方があるのか。私もそうなりたい。
そう思う人が増えたのだと思う。
【結論】凡人が経済的自由になるための、たった1つの成功法則
さて本題だ。
世の中の多くの人は自分んことを凡人だと思っていることだろうと思う。
かく言う私もそうだ。
特別な能力も宝くじに的中する幸運は持ち合わせていない。
そんな人が、従業員という資本主義の歯車から抜け出すにはどうすればよいのか。
方法は1つしかない(と私は思っている)
それは、「たくさん試し、成功するまで行動し続けること」だ。
資本主義社会におけるお金の意味
経済的自由を別の言い方で表すとこうだ。
経済的自由=お金を持ち、お金を働かせて、お金がお金を生み出す状況を作り上げること
お金は、価値交換を円滑にするための単なるツールだという考え方もある。
それは確かにお金のルーツに関わる話であり正しい指摘だが、お金の一つの側面を現しているに過ぎない。
経済的自由を目指すならば、資本主義社会の仕組みを理解し、お金を、お金を生み出すツールとして使うことを考えなければならないのだ。
お金は、「お金を生み出す仕組み」という価値を買うためのツールなのだ。
ロバートキヨサキの名著「金持ち父さん貧乏父さん」には、とても象徴的な図が載っている。
職業を4つに分類した図で、キャッシュフロークワドラントという名前がついている。
左側の職業(従業員、自営業者)は、自分の時間を使ってお金を稼ぐ人々を現している。つまり、自分が働けなくなると、稼ぎが止まる。
右側の職業(ビジネスオーナー、投資家)は、他人の時間を使ってお金を稼ぐ人々を現している。つまり、自分が働かなくても、稼ぎ続けられる。
そして当然だが、右側の職業につかなければ、経済的自由人にはなれない。
経済的自由を手に入れるための手順
では、「お金がお金を生み出す仕組み」を作り、キャッシュフロークワドラントの右側の職業に就くためには、どうすればよいのか?
持たざる者である凡人が、お金がお金を生み出す仕組みを作れと言われても、そんな簡単にできるような話では無いのは明白だが、
何もしなければ、今後もこれまでと同じ人生が継続するだけ。
いや、むしろ相対的には格差が拡大する。(お金がお金を生み出す仕組みを持つ人は、どんどんお金を増やしていけるのだから)
であれば、今できること、経済的自由に近づくことを、何かやってみるしかない。
がむしゃらに、戦略を持たずに行動しても意味が無いので、方法を示そう。
- 本業(サラリーマン)の給与の範囲内で生活をする
- 本業以外の副業収入で資金を集める。
- 集めた資金でお金を生み出す資産を買う
私の場合、
資金を集めるための副業収入はブログを書くことだった。
そして、集めた資金で買った資産は賃貸用の不動産だ。
ブログや不動産は、一度商品として仕上げてしまえば、それ以降、自分の時間を使わなくてもお金を生み出してくれる。
もちろん、そのお金に見合う価値を提供する必要はあるのだが、この話はまた後日書くことにして、今回は触れない。
最初の資金を作る方法
言葉で書くのは簡単だが、不動産賃貸業をやろうと思ったとき、最初の資金を作るところが一番難しい。
倹約家であれば、従業員として働いて得た給料の一部を機械的に貯金することで資金を作ることができる。
これは「バビロンの大富豪」という名著に書かれている方法で、実践しやすい。
しかしこの方法は、生活コストを下げて貯蓄を行い、資金を作るという方法のため、そもそもギリギリの生活をしている人が実践することは難しい。
私も以前、実践していたことがあるが、生活に楽しみを見いだせなくなってしまい、夫婦ともお金を貯めることに疲れてしまった。
そこで、私がとったのは、生活は維持しながら、収入を増やす道だ。(夫婦で共働きするのも良いのだが、我が家の場合、親子の時間を確保したかった)
このやり方であれば、増えた収入の分をそのまま貯蓄することができるので、資金を作ることができる。
しかも、稼げば稼ぐほど短期間で資金を貯めることができる。
こうして私は副業を始めた。
副業もうまく稼げるとは限らないけど、継続していると必ず結果が出る
しかし、副業で収入を増やすと言っても、最初からうまくいったわけではない。
サラリーマンをやりながらできる副業を探してたどり着いたのが、在宅でブログを書けば報酬が得られるアフィリエイトという手法だった。
いろんな先行者のブログや有料教材も購入し、立ち上げたブログは、最初は本当に鳴かず飛ばず。
作ったホームページには誰も訪問してこないし、もちろん何も売れない。
しかし、ホームページを作り続けることは辞めなかった。
私はあまり賢くないので、実践を繰り返すうちに学んでいくタイプだ。
うまくいかなくてもいい、数打てばいつか当たるだろうと。そんな気持ちでやっていた。
続けていると、20個目くらいに作ったブログに人が訪れるようになったため、そのブログに集中して記事を書いていった。
すると収入も増え始め、貯蓄ができるようになった。
19個は失敗しているわけだが、20個目の成功のために必要な通り道だったと考えれば失敗ではない。
この記事にも書いたように、自分がやったことに失敗も成功もない。
失敗だと思わずに、自分のことを信じてやりたいことをやっていれば、いつか必ずそれらは自分の糧となり成功に導いてくれる。
ちなみにこのような、「たくさん試してうまくいったことを伸ばす」手法は、これまた名著の「ビジョナリー・カンパニー」で学んだ手法だ。
凡人でも結果を出せる方法として、お勧めできる。というかこれが、凡人が経済的自由になるための、たった1つの成功法則だと思う。
凡人が経済的自由になるためのたった1つの成功法則まとめ
結論はすでに書いている。
「たくさん試し、成功するまで行動し続けること」だ。
当然、私は、私自身がやってきた副業をお勧めしたい。
- まずブログを書いて収入を増やすこと。
- そして増えた収入で不動産を買い、不動産賃貸業を行うこと。
この順序が、忙しい本業を持ちながらでも可能な、経済的自由への王道に違いないと確信している。
この記事で紹介した書籍
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