自分のことを才能がないと感じて悩んでる人へのアドバイス。
私の子供たちが迷ったときに読んでほしいと思って書く。
きっとこれを読めば、これからどうすればよいのか、気づきを得られると思う。
なぜ才能がないと思ったの?
これを書いている私には、君が「才能がないなぁ」と思ったきっかけはわからないから、想像するしかないわけだけれども、私の人生を思い返してみると、例えばこんな時なんじゃないかなと思う。
- 何かにチャレンジしてうまくいかなかった
- 誰かの成功を目の当たりにした
- 自分が思うように進めない
- 誰にもほめてもらえない
- 自分に特徴がないと感じた
まぁそもそも、自分に才能がないと感じることができる時点で、自分の人生について考えているってことだから、素晴らしいことだと思うわけだけど、
(だって、ぼぉ~っと生きてるだけなら、自分に才能がないと悩んだりしないからね)
これらを抽象化して考えると、実は2つのパターンに分けられるんだ。
この2つだ。
- 自分の問題ではないことを、自分の問題と思って悩んでる
- そもそも自分に合わないことをやろうとして悩んでる
だから、この2つの観点で、私がこういう時にどう考えているか、書いてみるね。
その後、才能の見つけ方の話も書いておこうと思うから、最後まで読んでください。
自分の問題ではないことで悩んじゃったときの処方箋
自分の問題ではないのに、自分に問題があると思って悩んでるってのは、例えばこういうこと。
- 誰かと自分を比べて自分が見劣りする
- 頑張ってるのに誰もほめてくれない
- 恋が実らない
- 仕事がうまくいかない
これらは全部、自分以外の誰かが絡むようなことだね。
こういうときにどうやって復活するかって話だけれども、
それはね、
そもそも他人を完璧に知ることはできないし、他人を変えることはできないって事実を知ることだと思う。
だって、その誰かはその誰かが主役の人生を歩んでいて、君は君が主役の人生を歩んでいて、異なる別の世界を持っているんだからね。
みんな、その人なりの経験に基づく、その人の人生や考え方ってのがあるんだ。
君は君自身の人生を生きているんだから、自分が信じる自分の道を自分なりに進めばいいんだよ。
自分の影響が及ぶ範囲内で、頑張ればOK。
もし誰かと比べて自分が劣っていると感じたら、自分自身の問題なのか、自分自身にはどうしようもない問題なのか、考えてみてね。
もし自分自身の努力の問題や甘えの問題だったら、自分自身を変えて頑張ってみたらよいと思うし、
自分は一生懸命考えてやっているのに、他人に比べて成果が出てないとか、認めてもらえない、受け入れてもらえないのであれば、悩む必要は無くて、そのまま頑張ってみるか、いったん休んで別のことをやってみるか、頑張り方を変えたらいいと思う。
自分の範囲内の問題と、自分の範囲外の問題を分けて考えてみてね。
逆にその誰かと比べて自分には才能があると思ったとしても、それもあまり意味のないことなんだ。
だって、自分より優れた人は世界中を探せばいくらでもいるんだからね。
誰かと比べ続けて、いつかは負ける日が来る。
誰かと比べるってことは、いつか負ける戦いをしてるってことなんじゃないかな。
私にも、自分と同僚を比べて「負けてるな。。」みたいな気持ちになっていた時期があるけど、比べること自体に意味が無いことに気付いてからは、自分がやるべきことにフォーカスできるようになったよ。
自分のできることにフォーカスする。
これは良い考え方だと思う。
私が言っても説得力は無いかもしれないから、有名な書籍を紹介しておくよ。(きっと私が言いたいことが伝わる本だと思う)
自分に合わないことをやろうとしてうまくいかない時の処方箋
次に、もし自分に才能がないと感じたきっかけが、自分に合わないことをやろうとしてる、って場合の考え方を書くね。
例えばこんなことを考えちゃったとき。
- 自分は特別才能がない平凡な人間だと思った
- 自分は何をやっても続かずあきらめてしまう
- なりたかった自分の姿とかけ離れている
そもそも、誰にでも才能はある
その話をする前に、ひとつ言っておきたいことがある。
それは、
そもそも人は誰しも、何らかの才能を持っている
ってこと。
誰が言ったか知らないけど、名言を紹介するね。
Everybody is a Genius. But If You Judge a Fish by Its Ability to Climb a Tree, It Will Live Its Whole Life Believing that It is Stupid.
直訳するとこんな感じだね。
みんな天才だ。しかし、もし魚のことを、木登りができるかどうかで判断したとしたら、魚は、自分に才能がないと思って生きていくことになるね。
わかるかな?
魚に木登りができないのは当たり前の事実だし、魚には泳ぐのが上手だという才能がある。
だけど視点しだいでは、才能がないと感じてしまうってこと。
つまり、才能がないなんて思うのは、あなたの1つの側面でしかなくて、他の視点から見ると必ず何かの天才だという言葉だね。
1つのことに突出しなくていい
もし君が、自分に才能がないと感じていたとしても、
誰にでも才能はあるってことを忘れてはいけないと思う。
つまり、今はまだ、君は君の才能に出会えていないだけなんだと思う。
自分の才能に出会う時期ってのは、人それぞれだ。
早い人もいるし、遅い人もいる。
別のこの記事でも書いたけど、人生に無駄は無いし、今は点でしかない自分の経験は、いつか別の点とつながって線となり面となり、君の実力と才能と結びつくんだ。
そのためには、自分に正直に、自分が好きだと思えること、楽しいと思えること、やってみたいと思うことを、1つずつ紡いでいけばいい。
その一つ一つの点は、特別に優れている必要は無いんだ。
組み合わせて面となったときに、力を発揮するから。
こういえば伝わるかな?
あることで100人に1人(1億人中100万位くらい)の存在になれば、それを3つ組み合わせれば、100分の1を3回掛け算して100万人に1人の存在になれる。
4つ組み合わせることができれば、100分の1を4回掛け算して1億人に1人の存在になれる。
過去に、君が一生懸命やってきたことの中に、きっといくつかの点があると思うから、思い出してみると見つかると思うよ。
だから今、現時点で、自分のことを才能がないなんて思う必要は無いんだよ。
まだ、自分の才能に出会えてないか、点が足りないか、点に気付いてないだけなんだから。
才能がないと感じたときの3つの処方箋
最後に、あらためて書くけど、
自分に才能がないと思ったときは、悩む必要は無くって、こういう考え方をしてみたらいいと思う。
- 他人を変えることはできない。君は君の人生を生きればいい。
- 自分自身を変えるべきだと思うなら、変えてみてほしい。特に、行動を変えるのが良いと思うよ。すぐに今からね。
- 1つのことで突出しなくてよい。好きなことを一生懸命、1億人中100万位くらいまで。3つか4つ作るつもりで、組み合わせられないか考えてみる。
どうかな。
自信をもってね。
君は才能にあふれている人間だから。
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